vol.430【経営コラム】WITHコロナ、利益にこだわる経営を!(その4)

(毎週月曜日配信)経営編
GPC-Tax本部会長・銀行融資プランナー協会
代表理事 田中英司

利益を出す会社の4つの特徴!

■利益を出せている会社様には特徴があります

1.『競合しない』ビジネスを構築できています。
2.『利益を確保できる』利益率が設定されています。
3.『安売りをしない』との決意が固いです。
4.『売上至上主義』ではありません。

また、これらの基本ルールを死守するための勉強に熱心に取り組んでおられます。

◆競合しない!

競合を出来るだけ回避する、ビジネスを設計する時に最初に考慮すべき事柄です。同じような商品・サービスを同じように売っていても、上手く行かないのは当然です。違う商品・サービスを、違う売り方で、店舗ビジネスでは違う場所で売る、この原理原則をしっかり確認しましょう。競合の真ん中で戦う、どんなに頑張り続けても上手く行かない(売れない)のはこのためかもしれません。

◆利益を確保する!

利益を確保する、ビジネスを設計する時に極めて重要な視点です。同じ投資をして、同じ経費で、同じ売上を上げても、その粗利益率が30%か40%か50%か、この違いは利益に格段の差をもたらします。その後の経営が大きく変わります。儲からない利益率を設定したがために、どんなに頑張り続けても上手く行かない(利益が出ない)のはこのためかもしれません。

◆安売りをしない!

安売りをしない、販売戦略から安売りの発想を捨ててください。売上をいくら伸ばしても、その価格を割り引いてしまっては何の意味もありません。10%の値引きは、最初から利益を10%放棄することと同義です。忙しいのに儲からない状況「繁盛貧乏」に陥るのは、安売りをするから、または、そもそも値決めが安すぎる(※当初から安売り状態)からかもしれません。

◆売上至上主義に陥らない!

売上ではなく、利益を優先して求めて(管理)ください。「いくら売れそうか?」「いくら売れた?」ではなく、「いくら利益が出そうか?」「いくら利益が出た?」で管理してください。社長は「売上」ではなく「利益」を求めてください。赤字に陥るのは、そもそも「利益」を最初から求めて(管理)いないからかもしれません。

○上手く行かない経営を行っている会社は、案外単純です。上記の様な基本を外しているからです。軌道を修正してください。
○そもそも上記の基本を外したプラン?で創業を企てる創業者様も少なくありません。見直してください。

■『経営の方針』、その要諦は『繁盛貧乏に陥らない』ことです。再度ご確認ください。

◆力相応オンリーワンを目指す。→どこにでもあるネタをビジネスにしない。一工夫、二工夫…

◆低粗利益率のビジネスは行わない。→粗利益率30%未満はおすすめしない。小資本企業には難解です。

◆価格を売るための道具に使わない。→安売りはしない。

◆売上至上主義に陥らない。→売上よりも利益を優先する。

田中英司 (GPC-Tax本部会長・ 銀行融資プランナー協会代表理事)