vol.537【経営コラム】「資金」を気にせずに、「人」と「もの」に集中するために!

…「近未来の資金繰り計画書」を常備してください。

(毎週月曜日配信)経営編
GPC-Tax本部会長・銀行融資プランナー協会
代表理事 田中英司

■社長にとって一番達成感を感じるのはどんな時でしょうか?

  • 某社の決算報告会の様子です。増収増益の素晴らしい決算です。決算賞与に昇給、懇親会での楽しそうな食事風景、従業員からの感謝のメッセージ、社長冥利に尽きるはずです。
  • 自社の提供する商品やサービスに対する、顧客からの感謝の声をいただいた時、これもうれしいはずです。
  • 従業員の成長を実感できる時、これもこの上ない喜びです。

■社長にとって一番つらいのはどんな時でしょうか?

  • 資金繰りに窮する時です。資金繰りという業務は、経営の中で最も程度の低い仕事です。それでも、厳しくなれば最優先で行わねばならない業務だからたちが悪いのです。上手くいって当たり前、上手くいってもプラスではありません。マイナスがゼロになるだけです。上手くいかなければ経営破たんです。出来れば、資金繰りに窮することが一生涯無いように経営したいはずです。

■資金繰りを気にしない経営を目指しませんか?

  • 今、資金繰りに全く問題の無い社長様
    保険を掛けましょう。資金余力をさらに積み増しましょう。銀行から借り入れができるなら、さらに借り増ししましょう。金利は保険です。「(将来)資金繰りに窮することはなかったけど、余分な金利をたくさん払ってきたな。」こう言えたら最高です。一番つらいことを回避できたからです。
  • 今、資金繰りに苦労されておられる社長様
    秘策はありません。現実を受け止めて、できる対応をアカデミックに実行することです。短期間では無理でも、三年の計で対策を施せば、資金繰りの苦労から解放される日も来ます。今すぐ手だてを始めましょう。

■我々、銀行融資プランナー協会は、税務顧問業務に付加して「資金繰り円滑化サービス」を提供できます。

  • 今、資金繰りに全く問題の無い社長様には、未来に向けてのさらなる安心を提供いたします。
  • 投資やコスト増等、経営判断が資金繰りに与える影響を診断し、「近未来の資金繰り計画書」を継続的に提供いたします。
  • 必要な金融機関対応は、我々が主体的に行います。わずらわしさが激減します。
  • 今、資金繰りに苦労されておられる社長様には、最善の方法を提案いたします。
  • 「近未来の資金繰り計画」を基準に、最善の行動指針を提案いたします。
  • 必要な金融機関対応は、我々が主体的に行います。わずらわしさが激減します。

経営の三要素は「人」「もの」「資金」と言われます。何が最も重要かとする議論はさて置き、「資金」がなければ何も始まりません。また、「資金」がなくなればすべてが終わってしまいます。「資金」は、経営の必要条件なのです。

「資金」を気にせずに、「人」と「もの」に集中するためにも、最初に「資金」を気にしてもらいたいと思っています。我々は、「キャッシュフローの番人」として、貴社の資金繰りを継続的にサポートさせていただく用意があります。今、資金繰りに全く問題の無い社長様も、今、資金繰りに苦労されておられる社長様も、規模の大小にかかわらずご相談ください。

田中英司 (GPC-Tax本部会長・ 銀行融資プランナー協会代表理事)