vol.165【お役立ち情報】「中小企業優秀新技術・新製品賞」の募集について

(毎週木曜日配信)財務編
銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー
社会保険労務士 今西章


…新技術・新製品を開発した中小企業を対象とした表彰制度です

公益財団法人りそな中小企業振興財団と株式会社日刊工業新聞社は、中小企業の技術振興を図るために、毎年1回、中小企業が開発した、優れた「新技術・新製品」と「新ソフトウェア」を表彰しています。また、補助金ではありませんが、副賞として賞金も用意されています。

昨年から今年にかけて新技術・新製品を開発された中小企業の方は一度ご検討ください。

概要をみておきましょう。

■ 表彰内容
表彰は「一般部門」と「ソフトウェア部門」に分かれています。

(1)一般部門
中小企業庁長官賞:副賞100万円(1件)
優秀賞:副賞100万円(10件程度)
優良賞:副賞30万円(10件程度)
奨励賞:副賞10万円(10件程度)

(2)ソフトウェア部門
優秀賞:副賞100万円(数件程度)
優良賞:副賞30万円(数件程度)
奨励賞:副賞10万円(数件程度)

■ 応募資格
新技術・新製品を自ら開発した未上場の中小企業、個人事業主および異業種交流等のグループや組合が対象です。
(中小企業とは資本金3億円以下または従業員300人以下の企業をいいます。)

■ 募集対象
平成26年から平成27年までの2年間に開発を完了、あるいは販売を開始した新技術・新製品、ソフトウェアが対象です。
(「開発」には大幅な改良・改善も含まれます)

■ 表彰対象
次のようなものが対象となります。
◇中小企業分野において先導的な役割を果たし、社会に寄与するとみられる新技術・新製品、ソフトウェア。
◇優秀性、独創性、競争力・将来性などの市場性が極めて高いとみられる新技術・新製品、ソフトウェア。

■ 応募締切等
応募の締切は平成27年12月7日です。
応募書類提出にあたっては、はじめに「りそな中小企業振興財団」のホームページから応募の登録をする必要があります。

平成26年から平成27年にかけて「新技術・新製品」や「新ソフトウェア」の開発を手掛けられた事業主の方は、ご検討ください。

今西章(社労士 銀行融資プランナー協会 財務アドバイザー)